【胡蝶蘭を育てる前に】
胡蝶蘭を上手に育成するポイントとして「水のやり方」「置場所」「肥料」が特に重要となってきま す。そこでボニータボニータでは育て方のポイントとして「月別のお手入れ方法」をご紹介させて頂き ます
■あなたの胡蝶蘭は今、支柱を束ねているヒモは外していますか? そのヒモは配送時のゆれ防止の為のものなので外してあげましょう。 ■胡蝶蘭にラッピングがしてありますか? ある程度飾ったら(最初の1週間くらい)ラッピングを外して、風通しを良くしてあげて下さい。 ■鉢サイズについて 1寸=3cm(直径のサイズを表記しております) ■肥料について 観葉植物などによく使用される、挿すタイプの液肥はおすすめ出来ません。 ※ご不明な点などありましたらメールフォームにてお問い合わせください。後日ご連絡いたします。 |
【月別の胡蝶蘭お手入れ方法】
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1月■水のやり方室内の暖房状態やガラス越しの日光によって植え込み材料の表面が乾きます。 乾いたのを確認してから6〜7日後の晴れた日の朝に、 3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に、30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 冬場は鉢の中まで乾いてから水やりをするのがベストなので、割り箸を鉢の中まで差込み、 割り箸の先に湿り気を感じたら、まだ水やりは控えてください。 ■置き場所 昼間はガラス越しの日の当たる室内に置きましょう。 室内の温度は最低15℃以上、できれば18℃以上が理想です。 ■肥料 与える必要はありません。 2月■水のやり方1月と同様、植え込み材料の表面が乾いたのを確認して6〜7日後の晴れた日の朝に3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 夜間の冷え込みでどうしても最低温度が7℃以下になってしまう場合は2月は水やりを一滴も行わず、毎日30℃くらいのぬるま湯で湿らせた新聞紙やタオルで葉の表裏を挟み込み、水分を補う程度にして下さい。 (葉の表面に霧吹きするのも良いでしょう) ■置き場所 1月と同様、ガラス越しの日の当たる室内に置き、室内の温度は最低15℃以上、できれば18℃以上が理想です。 夜間は最低温度が少しでも高い場所に移動させ、新聞や毛布をかぶせるなどして保温してあげて下さい。 ■肥料 与える必要はありません。 |
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3月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたのを確認してから4〜5日後の晴れた日の朝に3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 (2週間〜3週間に1回程度が目安) ■置き場所 今月から窓辺に差し込む光が強くなってくるので、葉やけの原因を起こさないようガラス越しではなく、レースのカーテン越しの日光にしっかり当てるようにして下さい。 夜間は昼間との温度差に気を取られないよう、最低温度15℃を切るようなことがあれば、ダンボールや毛布などをかぶせて保温してあげて下さい。 ■肥料 与える必要はありません。 暖かくなると、どうしても与えたくなりますが、まだ適切な時期ではありません。 4月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いて、更に2〜3日後の晴れた日の午前中に、3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 また、葉と花に霧吹きをすると良いでしょう。 ■置き場所 3月同様、室内でレースのカーテン越しの日光が良く当たる所に置いて下さい。 夜間は、さらに温度が下がります。出来れば室内の方が良いでしょう。 暖かい日がくると外に出したくなる事もありますが、室内に置くのが適切です。 夜間は最低15℃を下まわらないように気をつけましょう。 ■肥料 与える必要はありません。 5月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたら、晴れた日の午前中に、3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 また、葉と花に霧吹きをすると良いでしょう。 ■置き場所 今月から胡蝶蘭の成長時期に入ります。 レースのカーテン越しの日光が良く当たる室内に置いて下さい。室外の明るい日陰に出しても構いませんが、その場合は雨風に注意して下さい。 夜間はまだ温度が下がりますので、できれば室内の方が良いでしょう。 ■肥料 10日に1回の割合で5000倍に薄めた液肥を与えて下さい。 ポイントとして、濃いものを与えるよりも薄くしたものを数回与える方が安全です。 |
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6月■水のやり方植え込みの材料の表面が乾いたらすぐ、3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に与えて下さい。 梅雨に入り、高温多湿で乾きにくくなりますので、必ず晴れた日に乾いてから水やりして下さい。 ■置き場所 6月になれば気温的にも室外の風通しの良い日陰が理想的です。 直射日光は当てないで下さい。 また、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。(6〜9月) ■肥料 10日に1回の割合で1000倍に薄めた液肥を与えて下さい。 一気に成長が伸びますが、与えすぎは根腐れの原因になりますので注意して下さい。 7月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたらすぐ、3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に与えて下さい。 日中に水やりを行うと鉢内に残った水分が熱くなって根を痛めるので、水やりは必ず晴れた日の朝に行って下さい。 ■置き場所 6月同様室外の風通しの良い日陰が理想です。 梅雨が明けると日差しが強くなるので風通しの良い場所に置いて下さい。 日照時間を考え、少しでも長く日光が当たる場所に置きましょう。 ■肥料 10日に1回の割合で5000倍程度に薄めた液肥を与えて下さいポイントとして、濃いものを与えるよりも薄くしたものを数回与える方が安全です。 8月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたらすぐ、3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に与えて下さい。 日中に水やりを行うと鉢内に残った水分が熱くなって根を痛めるので、水やりは必ず晴れた日の朝に行って下さい。(ムレに注意) ■置き場所 8月は1年で一番の成長期を迎えます。 室外の風通しの良い日陰に置いて下さい。 また、エアコンや扇風機の風が直接当たる場所は絶対に避けてください。 日光が平均して当たるよう、週に1回、回転してあげるのも良いでしょう。 ■肥料 7〜10日に1回の割合で5000倍に薄めた液肥を与えて下さい。 ポイントとして、濃いものを与えるよりも薄くしたものを数回与える方が安全です。 9月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたらすぐ、3号鉢で約100ml、3.5号鉢で約150mlを目安に与えて下さい。 日中に水やりを行うと鉢内に残った水分が熱くなって根を痛めるので、水やりは必ず晴れた日の朝に行って下さい。 ■置き場所 今月から胡蝶蘭の成長時期に入ります。 8月同様成長期です。 日中は室外の風通しの良い日陰で管理しましょう。 下旬には最低温度が18℃を切ることがありますので、18℃以上保てるように、夜は状況に応じて室内に取り込みましょう。 台風には十分注意して下さい。 ■肥料 7〜10日に1回の割合で5000倍に薄めた液肥を与えて下さい。 ポイントとして、濃いものを与えるよりも薄くしたものを数回与える方が安全です。 |
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10月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたらのを確認して4〜5日後の晴れた日の朝に3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に与えて下さい。 受け皿に流れた水は捨ておきましょう。 ■置き場所 室内でレースのカーテン越しの日光が良く当たる場所に置きましょう。曇りの日はカーテンをあけてガラス越しに日が当たるようにして下さい。 夜間は最低温度が15℃を下回らないよう、注意しましょう。 ■肥料 10月に入れば肥料は与えなくて良いでしょう。 11月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたのを確認してから4〜5日後の朝に3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 10日〜15日間は、水が全くなくても生きていけます。くれぐれも与えすぎには注意しましょう。 ■置き場所 室内でレースのカーテン越しの日光が良く当たる場所に置きましょう。 朝夕の光の弱い時間帯はガラス越しに日が当たるようにして下さい。 室内の最低温度は15℃以上を保つようにしましょう。 ■肥料 与える必要はありません。 12月■水のやり方植え込み材料の表面が乾いたのを確認してから4〜5日後の朝に3寸鉢で約100ml、3.5寸鉢で約150mlを目安に、30℃くらいのぬるま湯を与えて下さい。 注意してほしいのは、この時期室内の暖房状態や置き場所の温度変化で、表面の乾きはかなり影響されます。 もし、夕方乾いているのを確認し水やりをしてしまうと、夜間の最低温度15℃を下回る状態に水が入ってしまう事になり、根が冷え、根腐れする原因になります。 このような事態を避ける為にも、水やりは必ず晴れた日の朝行ってください。 ■置き場所 昼間は室内の窓辺に置きます。日差しは弱くなっているのでレースのカーテンは開けて、直接ガラス越しの日光を当てるようにしましょう。 限界の最低温度は7℃です。それを下回ると枯れていきます。夜間〜明け方は最低温度15℃を目標に少しでも暖かい場所に移動させ、 ダンボールや毛布をかぶせる等して保温をしてあげて下さい。 絶対に暖房器具では暖めないで下さい。 ■肥料 与える必要はありません。 |